広島にある横田印房は創業1896年、実印などの印鑑を累計50万本以上の販売実績

土師ダムと自転車

横田印房 店長田頭の自己紹介(ロードバイク大好き編)

こんにちは、横田印房の店長田頭です。

今回は僕の趣味、大好きなロードバイクについて。不思議な事にロードバイクをすればするほどお仕事にも良い影響があるんです(^^)

それでは、僕の趣味はロードバイクの話、始めましょう~。(田頭の自己紹介はコチラ

自己紹介でロードバイクが趣味ですって伝えると「何が楽しいんですか?」ってよく聞かれます。

端的に言うならばロードバイクの醍醐味は「坂を登ること」だと思っています!!

だって、坂が好きだからww

どうして坂が好きかというと

好きな選手(マルコ・パンターニ)が坂が得意だった事が最大の理由。

ロードバイクに乗り始めたとき、(誰しも何かを始めたときに憧れのプロって出来ますよね?)イタリアの「マルコ・パンターニ」という選手の動画を見たんです。

多分ツールドフランス(世界でも有名な自転車レース)での動画なんですけど、全力で坂道を駆け上がってるんですね、他の選手たちを置き去りにしてグイグイ登って行く。

そりゃーもうしんどい顔してるけどグイグイ登って行くんです。(後で知ったんですが1998年第15ステージの峠でアタック、大逆転してツールドフランス優勝するきっかけになった峠アタックの動画でした)

そして、自分でも坂道を登るようになって分かるんですけど、コツコツ頑張って登っていくとどんなにしんどくても必ず頂上に着くんです。当たり前の話なんですが、諦めなければ必ず成し遂げられるんだって思えたんです。

一生懸命ペダルをまわすという「目の前の事」に一生懸命取り組む。そうすると頂上に着く。達成感手に入れる。そうすると、もっと色々な坂道に登りたくなる。この繰り返しです。

そして、愛すべき坂バカ人生が始まるんです(笑)

坂道遍歴を語る前にまずはロードバイクの紹介をしますね(^^)

こんなロードバイクです!

ルイガノ

一番最初に乗った自転車「ルイガノ」

一番最初のモノって誰しも思い出深いと思うんですが、フレームは「ルイガノ」というカナダのメーカーの自転車。こいつでアメリカ横断したし、自転車が大好きになりました。本当に想い出深い自転車。こうやってブログを書いているんですけど、ルイガノの写真を見ては「かっこええなぁ~~」って思います。色も白、黒、赤の3色に一目ぼれして買ったので愛着ある一台です(^^)

さっきも書きましたけど、坂道を登り切った達成感が仕事にも好影響を与えていくんです。我慢強くなるというかコツコツ目の前の事に集中できるようになっていったんですね。

そうすると、どんどん坂道に挑戦したくなるんですw そうしていろんな坂道に挑戦していくんですw

それでは挑戦した坂道を紹介(^▽^)

極楽寺山(広島県廿日市市)

極楽寺山

廿日市の極楽寺山

廿日市市の極楽寺山。速谷神社があるのであー聞いたことあるなぁって人もおられるのかな?

広島市の坂道の定番と言えば定番な気がする坂です。坂道ってどこもしんどいんですけど、極楽寺は極楽に行けるんじゃないかなって言うくらいしんどいw ここを練習コースにしている人たち、本当に尊敬します!

写真に写っているロードバイクはBianchi(ビアンキ)。2代目のロードバイク。師匠が乗っていたもので僕がBianchi(ビアンキ)にいつか乗りたいって言ったのを覚えていて譲り受けたもの。コンパクトなフレームでスイスイ上ることが出来ます。Bianchi(ビアンキ)はチェレステという薄緑みたいな色が良く使われているんですが、その色が使われていないっていうのが好印象持てる一台ですw

戸隠神社(長野県)

長野県の戸隠神社

長野県の戸隠神社

長野県の戸隠神社へ行った時の写真。下馬という表示板に立てかけさせてもらったのは、自転車も馬の一種だろうと思ったからです。

小学校の頃、一度冬の戸隠に来たことがあって、もう一度戸隠行きたい!その時はバスで坂道に揺られながら行ったので今度は「奥社」まで自転車で行きたい!!とか思ったらものすごい激坂ww

めちゃくちゃ坂道がキツイ、そして坂道が延々と続く続く。広島の坂ってしんどくても少し勾配が緩やかになって休めるんですけど、さすが日本の屋根と言われる「長野県」!

坂道がぜんぜん緩やかにならない!!

「坂道」

文字で書くとたった二文字なのに地域によって「坂道」の個性も異なるという事を学びました。

坂道は達成感を得るというだけではなく「坂道は人生も教えてくれる!!」、そう感じる様になったのはこの長野遠征あたりからだと思うんです。

渋峠(長野県)

ある時、フッと「日本一の坂を登りたい」って思いました。本当になんとなく。

それが渋峠へ行くきっかけです。

「日本一 坂道」で検索すると、「渋峠は群馬県吾妻郡中之条町と長野県下高井郡山ノ内町の間にある峠で標高は2172mで、日本全国の国道でも最も標高が高い地点である。」うん、ココだ!! 深く考えずに即決。大好きな長野県というのも後押しの理由の一つ。

計2回、渋峠には挑戦しています。

1回目はGWに挑戦しました。その日が5月にも関わらず、ものすごい寒波w そんな中出来る限りの防寒対策をしてスタート。

山を登り始めてしばらくすると氷点下に・・・。

山から下りてくる車の上には5cmはあろうかという雪が積もっていて、このまま行ったらヤバいと感じて10キロ登った所から引き返しました。

下りって汗が急速に冷えるんです、気温は氷点下。体全体がガクガクブルブル震えだしてまともに下ることが出来ません。

事故をしちゃいけないのでロードバイク押してくだりました。自分の判断の甘さをすごく感じましたが、大好きなロードバイクでケガをしちゃいけないと出来る限り安全策を講じて下山。準備と事前情報の収集の大事さを痛感しました。

そして、必ず再挑戦すると決意して広島へ戻りました。

で、2回目の渋峠への挑戦。今回は気温についても調べたので夏、お盆頃を狙っていきました。

一回目は中野側という所からのチャレンジでしたが、2回目は道に迷ってしまって万座道路側からの挑戦。もうね、坂バカなら絶対にこの万座道路側!登りはじめたら分かるんですが、コンビニ無い、自販機も無い、車も来ない(笑)補給する事が全くできないコース。

渋峠の途中

渋峠の途中での一枚

上の写真の一番奥の山を目指しています。この写真からでもまだ先だと分かりますよね。でもこの写真で登っている時にはいつ終わりがくるんだろう・・・と不安な気持ちがよぎり始めていたので目的地が見えて、本当に嬉しくなったのを覚えています。

「あと、もう少しで着くんだ!!」

そこからの坂道がまた一段ときつくて折れそうになる心を叱咤激励してなんとか頂上に到着。

渋峠の頂上

渋峠 標高2172m を自転車で!

頂上には記念碑がありました。

「日本国道最高地点 標高2172m」

良く登ったなぁとしみじみ思いました。本当にしんどかった。

日本一の高さっていうのは伊達じゃなくてとっても過酷でしんどい坂でしたけど、コツコツ、ゆっくりでも良いから積み上げていくと達成できるという体験をすることが出来ました。

少し落ち着いたので周りを見てみると、車で来ている人、バイクで来ている人、沢山いました。そして、自転車で登ってきている人も!!渋峠、意外に自転車で登る人が多いんですね。坂バカが沢山いることが分かったのも嬉しかった(^^)

ツールドおきなわ(沖縄県)

沖縄

綺麗な夕日

そして、現在は毎年11月にある「ツールドおきなわ」140キロに出場しています。140キロを制限時間5時間で走るんですが、僕の実力だと制限時間ギリギリになる過酷なレースです。3回出場して、完走1回。毎年、完走を目指して練習に励むのが楽しいんです。目標が有るという事はとっても楽しい毎日になるってことを気づかせてくれます(^^)

そして、写真は三代目「MERIDA(メリダ)」かなりハンドルを低くして、風をよけられるような仕様にしています。走っていて楽しいロードバイクです!!

自転車が自分を変えてくれた!!

長々と色んな坂道を登ったことを書いてきたんですが、坂道をロードバイクで登りながらいつも思うのは

「坂道は人生を教えてくれるなぁ」という事。

ロードバイクって進むのも止まるのも自分の意思次第。

坂道はペダルを回せば進むし、自分が諦めてしまえばそこで止まってしまいます。

これって仕事や人生でも同じだとある時から感じるようになりました。

坂道を登っていると「しんどいよね~、手を抜こうよ。もう止まろうや、たいぎいじゃん」と囁く自分と「いや、この坂道を選んだのは自分だ!初志貫徹、やり遂げよう」という囁きが頭の中をグルグル回ります。段々と体もしんどくなってきます。

そんな状態を乗り越えると自信に繋がり、手にした自信が仕事でも活きて、粘り強く仕事が出来るようになって行きます。趣味だったはずなのに精神的鍛練に繋がるとさえ思うんです。

もちろん、自分に負けてしまう日もあります。でも、負けても挑戦したことについては後悔しませんし、次の挑戦で今回の経験を活かせるのでその時の経験も無駄にならないんです。

こういう部分をひっくるめて僕はロードバイクが好きなんです(^^)

本当にロードバイクに出会えて、人生が良い方向に変わったと感じています。お仕事にも良い影響ばかりです。

まだまだ、語りつくしたとは言えませんが(笑)、

長文になってしまったのにここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

田頭の自己紹介(ロードバイク編)でした(^^)ノシ


【自己紹介などのリンク】

横田印房店長、田頭の自己紹介はコチラ

横田印房の歴史についてはコチラ。

 

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