広島にある横田印房は創業1896年、実印などの印鑑を累計50万本以上の販売実績

実印を買うための4ステップ

実印を買う前に知っておきたい4つのステップ

こんにちは。
横田印房の田頭です。

当店にお越しいただいたお客様に印章の説明をする時、4つのステップで説明をさせて頂きます。
実印を検討する4つのステップを簡単に今日は伝えますね。

1 実印の直径サイズを決める
実印は一般的に
男性:15㎜
女性:13.5㎜
を購入されるお客様が多いです。

2 材質を決める
材質は印章に彫った文字を永く保ってくれるものほど、良い材質だと印章店は考え、象牙、牛角・黒水牛、つげという4種類の堅牢な天然素材をお勧めしています。
印面を永く保ってくれる素材は、『象牙 > 牛角・黒水牛 > つげ』
それぞれの印材の特徴を下記に説明いたします。

《象牙》
象牙の牙を加工した材質。
堂々たる象牙印章は、見るからに豊かさを感じさせる最高の有徳の良材です。
特徴は
  ♢印影が鮮明で、磨滅が少ない。
  ♢刻法に最も適し、風格不変である。
  ♢歪曲、ひび割れ、虫蝕の憂いがない。
  ♢その品位に相応しい信頼を得、人格を高める。

《牛角》
牛の角を加工した材質。
飴色の様な色やブチが入ったものなど柄が一本一本違います。
大変良く使われ、象牙に次ぐ適材です。
芯の無い材質だと、長い時間の間に曲がってしまうので芯のある材質をご用意しております。
ごくまれに虫蝕いが発生する場合があるので注意が必要です。

《黒水牛》
牛の角を加工した材質。
大変良く使われ、象牙に次ぐ適材で東南アジアが主な産地です。
黒い材質なので、印章のイメージが黒と言う所はこの材質が良く使われているからではないでしょうか?
芯の無い材質の場合、長い時間の間に曲がってしまうので芯のある材質をご用意しております。
まれに乾燥によるひび割れと虫蝕があります。

《つげ》
最も大衆的な印材で、きめ細かく彫刻に大変適しています。
質が柔らかく、汚れやすいのが弱点です。

3 書体を決める
 実印の書体は、真似されにくい書体が良いと説明をしております。
財産に関係する印章なので、模刻されにくい書体で篆書体(てんしょたい)を選んでくださる方が97%以上になっております。

4 納期
通常は注文頂きましてから、出来上がりまでに約2週間いただいております。
印章は、一本一本丁寧に彫っていきますがお急ぎの場合など、対応出来る事もございます。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

以上、簡単ではありますが実印を購入する時の説明をまとめました。
分かりにくい事がありましたら、どうぞお気軽にお電話でご質問ください。

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