広島にある横田印房は創業1896年、実印などの印鑑を累計50万本以上の販売実績

子どもへの印章の選び方:長く使い続けられることを大切に

こんにちは。
横田印房の田頭です。

初めての印章を選ぶとき、親にとって迷うことが多いかもしれません。
かわいらしいデザインや、子どもが喜びそうな柄に惹かれるのは自然なこと。
でも、横田印房では「長く使い続けられる印章」を提案しています。
それは、印章が単なる道具以上の意味を持つからです。

子どもにとって、自分の名前が刻まれた印章は特別な存在です。
それを10年後、20年後も当たり前のように使い続けられること。
20年前に両親からプレゼントしてもらったお客様がお越しになって、このような話をしてくださいました。
「印章を高校卒業時にプレゼントされました。正直に言うと、当時は印章よりもお小遣いが欲しいと思いました(笑)。でも、自分が親になったらあの時プレゼントしてくれた親の気持ちが分かります。今はあの時贈ってもらったのが印章で良かったと心から感謝しています」
とお話をしてくださいました。

耐久性や品質にこだわることが大切です。例えば、素材は永く使える変形しにくい印材を選ぶと、長期間の使用に耐えます。
また、シンプルで飽きのこないデザインは、成長して歳を重ねても自然に使い続けられる魅力があります。

印章のサイズ選びも重要です。
直径が大きすぎたり、小さすぎたりすると使いにくいので、ちょうどいいサイズにすることも永く使って頂くうえで大切なポイントです。

永く使える印章を贈ることは、「親の想いを形にして贈る」という意味でもあります。
子どもは大人になっても、その印章を使うたびに贈ってくれた人の温かい気持ちを思い出すでしょう。それが、印章が持つ文化的な深みであり、横田印房が大切にしている考え方です。

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